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有馬記念 G1

日程:2022年12月25日()  15:25  中山/芝2500m
レース結果

着順



馬名
性齢 斤量 馬体重 ブリンカー
騎手
調教師
オッズ
タイム/着差
1 9
イクイノックス
牡3 55.0 492(+4) 
C.ルメー
木村哲也
2.3

2.32.4
2 3
ボルドグフーシュ
牡3 55.0 498(+2) 
福永祐一
宮本博
14.1

2 1/2
3 5
ジェラルディーナ
牝4 55.0 470(0) 
C.デムー
斉藤崇史
7.4

1 1/2
4 2
イズジョーノキセキ
牝5 55.0 472(+2) 
岩田康誠
石坂公一
152.0

3/4
5 7
エフフォーリア
牡4 57.0 532(+12)  B
横山武史
鹿戸雄一
10.1

クビ

払戻金

単勝 9 230円 1番人気
複勝 9 120円 1番人気
3 270円 5番人気
5 200円 3番人気
枠連 2 - 5 1,150円 4番人気
馬連 3 - 9 1,320円 4番人気
ワイド 3 - 9 500円 4番人気
5 - 9 340円 2番人気
3 - 5 1,030円 14番人気
馬単 9 - 3 1,770円 5番人気
3連複 3 - 5 - 9 2,520円 7番人気
3連単 9 - 3 - 5 9,740円 28番人気

※レース結果・払戻金・オッズなどのデータは、必ず主催者(JRA)発行のものと照合してください。

出走馬の最新ニュース

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馬場予想

【有馬記念2022特集】3~4分どころの伸びが増しつつある馬場コンディション!確かな末脚を持つ馬に要注目!

土曜日の中山芝のレース結果をもとに、馬場のバイアスなどを考察していきます。予想の際にお役立てください。

週半ばまでは穏やかな天気が続いていたものの、木曜日に16.5ミリの雨量を観測。その影響で土曜日の芝コースは稍重(JRA発表)でスタートしたが、好天に恵まれたこともあり、特別以降は良(JRA発表)へ回復した。

土曜日の平地芝競走5鞍における勝ち馬の最終4角通過順位は4、3、3、7、2番手。経済コース付近を通る先行馬の粘り込みがある一方、最後の直線で馬場の3~4分どころに進路を取る差し馬の奮闘も目を引いた。

事実、勝ち馬5頭中4頭が上がり3ハロン3位以内でフィニッシュ。有馬記念と同距離で行われたメインRのグレイトフルS(3歳以上3勝クラス)は、4角を6番手以降で通過した馬同士のワンツー決着となっている。

対照的に4角先頭馬は【0.1.0.4】と劣勢。つまり、最後の直線でどれだけ脚を伸ばすことができるかが肝要ということ。かなりの展開利や舞台適性差でもない限り、先行力に頼っての押し切り勝ちは容易ではない。そのことは頭に入れておくべきだ。

日曜日の予報は晴れベース(25日7時の時点)。馬場の乾燥が進めば、全体時計や上がりタイムが速くなり、土曜日の傾向に拍車がかかる可能性も十分にあり得る。その点を考慮すると、枠順にあまり固執せず、確かな決め脚を備えている馬を優先したほうが正解のように思える。

となれば、頼りになるのは近走でメンバー上位の末脚を披露している馬だろう。そのなかでも、前走で上がり3ハロン最速をマークしている馬は、人気の有無にかかわらず押さえておきたいところだ。

今回の有馬記念の出走メンバーで条件を満たす馬は、③ボルドグフーシュ、⑤ジェラルディーナ、⑥ヴェラアズール、⑨イクイノックス。よって当欄では、これら4頭を注目株として推奨する。

プロ予想

【有馬記念2022特集】危険な人気馬は?データアナリスト「柿谷陽介」×「スガダイ」の注目馬大公開!

プロ予想MAXが誇る予想神「スガダイ」×データアナリスト「柿谷陽介」が有馬記念を大展望!トッププロ予想家のハイレベルトークをお届けいたします!

出演:スガダイ(予想神) 柿谷陽介(データアナリスト) MC:岡田大(ウマニティ編集長)

調教予想

【有馬記念2022特集】1番手はボルドグフーシュ!小差でディープボンド、ヴェラアズールが続く!-追い切りチェック(最終版)

日曜日に行われる有馬記念の出走馬の追い切りについて、1頭ずつ考察していきます。予想の際にお役立てください。

※評価は上からA~D、F(判定不能)の5段階

①アカイイト【B】
栗東坂路単走。舌を出しながらの走りだが、気負いが過ぎる面のある同馬にとっては適度に力が抜けていいのかも。実際、体幹はしっかりとしており、四肢のさばきも滑らか。1週前と比べてラストの反応も良くなっている。この馬なりに順調と判断したい。

②イズジョーノキセキ【C】
栗東坂路単走。軽めの内容ながら、折り合いはついており、集中力もある。ただ、自らハミをとってハツラツと走っていた、府中牝馬S当時の気配に比べると物足りなさを感じてしまう。その点を考慮すると、善戦を超えるイメージまでは浮かんでこない。

③ボルドグフーシュ【A
栗東坂路単走。感触を確かめる程度の内容。頭の位置が高めだが、元々そういう馬。過度に気にする必要はない。四肢の可動は滑らかで、手前変換後の反応と伸びも良かった。好内容だった1週前の気配を上手にキープしている印象。好仕上がり。

④アリストテレス【C】
栗東坂路併走。ピッチ走法に近いタイプであるため、四肢の可動域が狭いのは仕方がない。とはいえ、いい頃に比べると肩の出が窮屈に見えるし、脚さばきも硬い。何かこぢんまりとした推進力を欠く走り。本調子にはひと息のように思える。

⑤ジェラルディーナ【B】
栗東CW併走。頭は若干高いが、体の使い方は悪くなく、フットワークも安定している。輸送を控えた牝馬ということもあってか、しまいを少し緩めたものの、ガッツリ追えば伸びそうな余力を十分に残していたので、深刻に捉える必要はない。順調とみていいのではないか。

⑥ヴェラアズール【A
栗東CW単走。1週前は何度も手前を替える遊び癖を見せていたが、今週は前回の当該週と同様、直線で左→右→左の3回にとどめた。体を柔らかく使えているし、右回りのG1へ臨むにあたり、左手前で大きく動けていたのも好感。本当に器用な馬。いい雰囲気で東上できそうだ。

⑦エフフォーリア【B】
美浦南W併走。いい頃と比較して迫力こそ劣るものの、馬場をしっかり捉えて走ることはできている。手前替えでモタついた点はいただけないが、変換後の反応や伸びは決して悪くなかった。万全には至らないまでも、それなりに態勢を整えてきた印象を持つ。

⑧ウインマイティー【C】
栗東P単走。ポリトラックで気分良く走らせる内容。落ち着きがあるし、制御も効いている。反面、マーメイドSや京都大賞典当時に比べると、前肢のさばきが若干硬く、脚元の力感が薄いような気も。よくて現状維持の範囲内という印象が強く、大望まではどうか。

⑨イクイノックス【B】
美浦南W併走。3頭併せの真ん中で気負う面を見せるも、大幅に割り引くほどではない。同馬とすれば手前変換がスムーズだったし、1週前に比べて体の使い方と反応も良くなってきた。満点とはいかないまでも、状態は着実に上向いている。

⑩ジャスティンパレス【B】
栗東CW併走。首振りの安定性を欠き、肩の出も硬かった1週前に比べると、道中の走る姿は良くなった。左前肢を開き気味ではあるが、この馬とすれば体を柔らかく使えているし、鞍上の合図に対する反応も悪くない。まずまずの仕上がり具合ではないか。

⑪ラストドラフト【C】
美浦南W併走。この馬らしい安定したフットワークで走れてはいる。一方で、鞍上が手前替えを促すも、なかなか替わらなかった点はマイナス材料。好調時に比べると、追われてからの反応もやや鈍く映る。評価を上げるには躊躇してしまう内容だった。

⑫ポタジェ【C】
栗東CW併走。最後まで集中力を切らさず走れていた点は評価できる。反面、いい頃に比べると体の柔軟性を欠き、鞍上の仕掛けに対する反応も薄め。まだ良化の余地を残しているように思える。このひと追いでどこまで変わってくるか、という塩梅ではないか。

⑬タイトルホルダー【B】
美浦南W併走。宝塚記念の中間に比べると、迫力の面で若干見劣りする。その一方、最後までブレの少ないフォームを保ち、安定したフットワークで走れていたのは好感。力む癖を出していないのも良い傾向。海外帰りとすれば、及第点をつけられる仕上がりだろう。

⑭ボッケリーニ【C】
栗東坂路単走。強い前進気勢を見せながらも、タメは作れているし、鞍上の促しに対する反応も悪くない。反面、前回の当該週追い切りに比べると前肢のさばきが硬いようにも映る。当時の動きが良過ぎたという点を考慮しても、何かしら物足りなさを覚える内容。評価は上げづらい。

⑮ブレークアップ【C】
美浦南W併走。低い姿勢を保ってはいるものの、鞍上がコーナーから促してきたせいか、しまいにかけての伸びは今一歩。1週前に比べれば、集中力は出てきているのだが……。可もなく不可もなし、といった印象。現状の走りを活かすには、馬場や展開など何らかの恩恵が欲しい。

⑯ディープボンド【A
栗東CW併走。四肢のさばきが柔らかく、この馬とすれば首の使い方もいい。フォームのバランスが良く、とても伸びやか。元来稽古映えするタイプということを考慮しても、気配の良さは目を引くものがある。かなりの線まで仕上げてきた印象。高く評価したい1頭だ。

【調教予想からの注目馬】
A判定は3頭。最上位は③ボルドグフーシュとする。この中間は好調教を連発。とりわけ、1週前追い切りの内容は秀逸だった。相手関係や展開面などの不確定要素はさておき、自身のデキについては申し分がない。

気配の良さが目を引く、⑯ディープボンドを2番手評価。高いレベルで状態を維持している、⑥ヴェラアズールも差はない。

<注目馬>
ボルドグフーシュ ⑯ディープボンド ⑥ヴェラアズール

追い切りニュース

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データ予想

【有馬記念2022特集】イクイノックス、タイトルホルダーのほか、4つの複勝圏データを全てクリアしたのは……

【馬齢】

2012年以降(過去10年)の3着以内馬延べ30頭の馬齢をみると、3~6歳の範囲。ただし、6歳の好走(3着以内)は過去の有馬記念で3着以内歴があった馬のみ。3歳の複勝圏入りはG1での1着歴、もしくはG1で単勝1番人気の経験があった馬に限られる。頭に入れておきたい傾向のひとつといえよう。

(減点対象馬)
③ボルドグフーシュ ⑩ジャスティンパレス ⑪ラストドラフト ⑭ボッケリーニ

【前走着順】

前走の着順に関しては、2400m以上のG1なら不問。2400m以上のG1以外の場合は、2400m未満のG1が7着以内、G2であれば3着以内がひとつの目安。2012年以降、これ以外のステップで臨んだ馬は、みな複勝圏外に敗れている。

(減点対象馬)
②イズジョーノキセキ ④アリストテレス ⑧ウインマイティー ⑪ラストドラフト ⑫ポタジェ

【前走人気】

2012年以降の1~3着馬延べ30頭は、いずれも前走の単勝人気が8番人気以内だった(海外戦については、JRA単体の勝馬投票券発売分における単勝人気順が対象)。前走の単勝人気順が9番手以下だった馬は、評価を控えめにしたほうがよさそうだ。

(減点対象馬)
①アカイイト ②イズジョーノキセキ ⑭ボッケリーニ ⑯ディープボンド

【近走成績】

2012年以降、近2走とも6着以下に敗れていた馬が、当レースで複勝圏に入ったケースはゼロ。掲示板外のレースが続いている馬は、疑ってかかりたい。

(減点対象馬)
④アリストテレス ⑦エフフォーリア ⑫ポタジェ

【データ予想からの注目馬】
上記4項目オールクリアは、⑤ジェラルディーナ、⑥ヴェラアズール、⑨イクイノックス、⑬タイトルホルダー、⑮ブレークアップの5頭。

トップには⑨イクイノックスを挙げたい。2012年以降、3歳のG1ウイナーは【3.1.2.2】と高値安定の成績を収めている。直近4年連続で2着連対圏を確保している、前走天皇賞(秋)組であることも好印象だ。

同年の宝塚記念優勝馬は、過去10年【2.0.3.4】。それに該当する、⑬タイトルホルダーを対抗評価。以下、⑤ジェラルディーナ、⑥ヴェラアズール、⑮ブレークアップらが続く。

<注目馬>
イクイノックス ⑬タイトルホルダー ⑤ジェラルディーナ ⑥ヴェラアズール ⑮ブレークアップ
U指数予想

【有馬記念2022特集】上位人気の3歳馬と前年上位好走の古馬の組み合わせで勝負!

U指数は、ウマニティが独自に開発した競走馬の能力値「スピード指数」で、その精度の高さから多くのユーザーに支持されています。ウマニティに会員登録(無料)すると重賞レースの出走予定馬全頭のU指数をご覧いただけますので、是非お試しください。
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まず、高いU指数の出にくい3歳馬については、古馬と分けて考える必要がある。2018年1着のブラストワンピース(14位、3番人気)、2019年2着のサートゥルナーリア(9位、3番人気)、3着のワールドプレミア(12位、4番人気)、2021年1着のエフフォーリア(2位、1番人気)と、直近5年で馬券に絡んだ3歳馬はいずれも4番人気以内となっている。3歳馬は指数順位にかかわらず、上位人気だけを押さえておくという方針でOKだ。

今年は2位⑨イクイノックス(101.5)が2番人気以内確実で、13位③ボルドグフーシュ(96.8)は4~5番人気あたりに支持されてもおかしくない雰囲気。馬券妙味は薄いが、この3歳馬2頭はしっかり取り上げておく必要があるだろう。

古馬に関しては、時に低指数の人気薄が台頭するケースもあるが、基本的に指数上位馬を評価するスタンスでOK。リピーターの好走の多いレースでもあるので、昨年の1、2着馬の1位⑦エフフォーリア(102.0)と4位⑯ディープボンド(100.8)は、外すわけにはいかないと判断する。

【U指数予想からの注目馬】
イクイノックス ③ボルドグフーシュ ⑦エフフォーリア ⑯ディープボンド
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血統予想

【有馬記念2022特集】ドイツ牝系の血脈を持つ人気薄の激走に注意、マイル以下でG1勝ちのある母の父も有力

中山競馬場は起伏の激しいトリッキーな小回りコースということもあり、自然の地形を活かした欧州の競馬場で実績を残している血統を評価しやすい。とくに12年2着オーシャンブルー(母プアプー)・10番人気、17年2着クイーンズリング(父マンハッタンカフェ)・8番人気、20年2着サラキア(母サロミナ)・11番人気など、ドイツ牝系の血脈を持つ人気薄の激走が目立つ。

また、近年は勝ち馬の多くが母系からスピードを補う配合のかたちをしており、マイル以下のG1で勝利実績のある種牡馬を母の父に持つ馬が有力。昨年においても母の父キングヘイロー(00年高松宮記念)のディープボンド5番人気2着、母の父クロフネ(01年NHKマイルカップ)のクロノジェネシスが2番人気3着と好走していた。

ブレークアップは、父ノヴェリスト×母リトルジュン(母の父クロフネ)。父はドイツを代表する血統&競走馬で、その父Monsunは有馬記念でも好走歴のあるエイシンフラッシュの遠縁にあたる。本馬は同じ母の父となるクロノジェネシスが20年1着&21年3着と直近2年で連続好走していることも追い風だろう。2500mは前走アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を飾るなど「1-1-2-0」と底を見せていない距離。近走の充実ぶりからも侮れない。

ヴェラアズールは、父エイシンフラッシュ×母ヴェラブランカ(母の父クロフネ)。フサイチホウオー、トールポピー、アヴェンチュラの甥にあたる血統。上記ブレークアップと同じ母の父となるだけでなく、本馬は父がエイシンフラッシュとなるため、父系にも同じ一族という共通点を見出せる(牝祖Monacensia)。また、父自身が11年有馬記念で2着の実績を持ち、冬の中山は産駒がJRA重賞初制覇を果たすなど好相性を示すことも特筆できそうだ。

イクイノックスは、父キタサンブラック×母シャトーブランシュ(母の父キングヘイロー)。昨年2着のディープボンド(父キズナ)を出した母の父となるが、配合面からは父系祖父がブラックタイド&ディープインパクト全兄弟の間柄であることも評価しやすい。粘り強さを身上とした父は中山で重賞初制覇を飾り、有馬記念でも3歳・3着、4歳・2着、5歳・1着と円熟味を増すほど着順を上げていた。天皇賞(秋)に続く父仔制覇にも期待が高まる。

【血統予想からの注目馬】
ブレークアップ ⑥ヴェラアズール ⑨イクイノックス

出走馬の最新ニュース

乗り変わり勝負度

【有馬記念2022特集】引退間近の名手が最後の有馬で巡ってきたチャンスを活かす!

編集部(以下、編) さぁ、有馬記念です。

新良(以下、新) 毎年このレースを迎えると、身が引き締まりますね。

編 大トリがホープフルSになったとはいえ、一年を締め括る暮れのグランプリという大きな存在感は変わりません。やはり、このレースを当てないことには……。

新 年末の過ごし方や気持ちが変わってきますよね。

編 新良さんには、ここでしっかり決めていただきたいと思います。

新 もちろんそのつもりです。が……。じつは有馬記念は乗り替わり予想にとって鬼門のレースなんですよね。

編 継続騎乗の馬が強いと?

新 その通りです。乗り替わりの1着となると、2014年のジェンティルドンナにまで遡らないとなりません。とにかく、乗り替わりが勝てないレースなんですよ。

編 それは厳しいですね……。

新 ただ、2~3着ということであれば、可能性は一気に広がります。ここ2年は乗り替わりの馬が2~3着に来ていますし、それ以前を振り返っても、関西所属の上位騎手に乗り替わった馬の馬券圏内好走は散見できますからね。

編 つまり、3連勝馬券の軸や、ヒモ穴狙いであれば、乗り替わりにもチャンスはあるということですね。

新 前向きに考えれば、そういうことです。そして、うまくいけば1着に期待、というところでしょうか。

編 わかりました。その前提があったうえで、新良さんはどんな結論に至ったのでしょうか?

新 吉田隼人騎手から福永祐一騎手に乗り替わる③ボルドグフーシュを狙います。

編 吉田隼騎手は主戦のポタジェに跨ることになりましたが、空いた鞍上に福永騎手が収まるのであれば、悲観的にとらえる必要はなさそうです。

新 なんだかんだで、福永騎手のほうが格上ですからね。普通に鞍上強化と考えていいと思います。

編 福永騎手といえば、来年度の調教師転身が決定的になりましたので、これが有馬記念のラスト騎乗ということになります。

新 それだけに、思い入れは強いでしょうし、陣営も「ユーイチに有馬を勝たせたい」と意気込んでいることでしょう。

編 数多くのG1タイトルを獲得してきた福永騎手ですが、有馬記念はいまだに勝ったことがありません。

新 福永騎手はトップジョッキーの地位を確固たるものにしたとはいえ、これまでの有馬記念では、外国人騎手に騎乗馬を奪われるケースが多く、苦汁をなめ続けてきました。そんななか、菊花賞のハナ差2着馬で挑めるというのは、ひょっとすると過去イチのビッグチャンスかもしれません。

編 騎手人生の最後の最後に、ついに歓喜の瞬間が訪れるかもしれないということですね。

新 はい。福永騎手は中山芝2500mでの騎乗経験は少ないのですが、2走前には勝利を収めていますので、苦手ということはないはずです。さらなる成長が見込める3歳馬、福永騎手と手が合いそうな道中で動ける機動力を持ったタイプ、そして圧倒的に有利な内枠。好条件は揃いましたので、勝負のポイントは相手関係ということになるでしょう。

編 同じ3歳馬にも古馬にも、強力なライバルが居並んでいます。

新 それは承知のうえですが、ボルドグフーシュも能力的には大きく劣らないと思います。あとは前が詰まらないことを祈るだけです。

編 予想されるのは5番人気前後でしょうか。的中の可能性と配当のバランス的にちょうどいい馬券の狙い目になりそうです。

新 若いころはポカが多かった福永騎手も、ベテランになってからは、要所要所でしっかり期待に応える活躍を見せてきました。騎手人生最後の有馬記念で、ここにあり!を示してもらいましょう。

【乗り変わり勝負度からの注目馬】
ボルドグフーシュ
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